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任意後見は、
“もしもの時の切り札”のような制度です。

でも実は、
任意後見「だけ」では、守れない場面もあります。

そこで大切になるのが、
任意後見とセットで準備しておきたい「3つの安心契約」です。


① 見守り契約

(まだ元気なうちの“安心の目”)

・最近連絡が取れていない
・体調の変化が心配
・離れて暮らす親の様子が気になる

そんな時に、
定期的に連絡・訪問・状況確認をしてもらえるのが「見守り契約」。

✔ 体調
✔ 生活の様子
✔ 変化の兆し

を早めにキャッチできるので、
“気づいたときには手遅れ”を防げます。


② 財産管理契約

(判断力が弱くなる“前”から支える仕組み)

・通帳の管理が不安
・支払い忘れが増えてきた
・詐欺が心配

そんな時に使えるのが「財産管理契約」。

✔ 公共料金の支払い
✔ 年金・収入の管理
✔ 不要な訪問販売のブロック
✔ 日常的なお金の管理

を、本人の代わりにサポートできます。


③ 死後事務委任契約

(亡くなった“あと”まで守れる契約)

これは、実はとても重要です。

・死亡届の提出
・役所手続き
・賃貸住宅の解約
・公共料金の停止
・葬儀・納骨の希望
・ペットの引き取り先

これらを、家族がいなくても確実に実行してもらえる仕組みです。

「亡くなった後に、誰がやるの?」という不安を、今のうちに消せます。


4つの契約で完成する“老後の安心セット”

  • 見守り契約
  • 財産管理契約
  • 任意後見契約
  • 死後事務委任契約

この4つを組み合わせることで、

✔ 元気な今
✔ 少し不安になった時
✔ 判断ができなくなった時
✔ 亡くなった後

人生の最後まで、切れ目なく守れる仕組みが完成します。


老後の準備は、
財産の話でも、相続の話でもありません。

「自分の人生を、最後まで自分らしく生きるための準備」です。

「まだ元気だからこそ、ちゃんと決められる」
今が、いちばんやさしいタイミングです。


次回は
「この4つ、どんな人が本当に必要なの?」
を具体的なケース別にご紹介します。

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