これまでの記事で
- 補助金とは何か
- 補助金の種類や特徴
をお伝えしてきました。
**第3回目は、補助金申請で一番重要な「事業計画書」**についてです。
「計画書って、難しそう…」
「文章が苦手で不安」
そんな女性起業家さん・これから開業する方に向けて、
**“何を書けばいいのか”“どんな書類が必要なのか”**を、できるだけやさしくまとめました。
そもそも事業計画書ってなに?
事業計画書は、
**「あなたがやろうとしている事業を、第三者にわかりやすく説明するための書類」**です。
補助金の審査では、
- この事業は本当に必要?
- 実現できそう?
- 補助金を出す意味がある?
という点を、この事業計画書だけで判断されます。
つまり、
👉 採択されるかどうかを左右する、いちばん大切な書類です。
事業計画書に必ず書く内容(基本構成)
補助金ごとに多少の違いはありますが、
多くの補助金で共通して求められる内容は、次のような項目です。
① 事業の概要(何をする事業?)
まずは、事業の全体像を書きます。
- どんな商品・サービスを提供するのか
- 誰に向けた事業なのか(ターゲット)
- いつ・どこで行うのか
💡 専門用語は使わず、「家族や友人に説明するつもり」で書くのがポイントです。
② 事業を始めようと思った背景・きっかけ
ここでは、
**「なぜこの事業をやろうと思ったのか」**を伝えます。
- 自分自身の経験
- 子育て・仕事・地域で感じた困りごと
- 周りの声やニーズ
など、女性ならではの視点はとても評価されやすいポイントです。
③ 現状の課題と、事業による解決方法
補助金では、
「課題 → 解決策」がはっきりしているかが重要です。
- 今、どんな問題があるのか
- その問題を、あなたの事業でどう解決するのか
「困っている人がいて、それを助ける事業である」
という流れが見えると、説得力が高まります。
④ 事業の強み・あなたならではのポイント
次に、
**「なぜ、あなたがやる意味があるのか」**を書きます。
- 資格・経験・これまでの仕事
- 他にはないサービス内容
- 地域性・人脈・実績
完璧でなくても大丈夫。
小さな強みの積み重ねが評価されます。
⑤ 実施スケジュール(どう進める?)
補助事業期間中に、
- いつ
- 何を
- どの順番で
進めていくのかを整理します。
💡 「準備 → 実施 → 効果確認」の流れで書くと、わかりやすくなります。
⑥ お金の使い道(補助対象経費)
ここでは、
補助金を何に使うのかを具体的に書きます。
- 設備費
- 広告宣伝費
- 外注費
- システム導入費 など
「この支出が、事業にどう役立つのか」
を必ずセットで説明するのがポイントです。
⑦ 期待される効果・今後の展望
最後に、
- 売上や利用者数の見込み
- 地域や社会への効果
- 今後どう成長させたいか
を書きます。
大きな数字よりも、現実的で続きそうな計画が好まれます。
事業計画書と一緒に必要になる主な書類
補助金申請では、事業計画書以外にも、次のような書類が必要になります。
- 申請書(指定様式)
- 事業計画書(本文)
- 見積書(2~3社分を求められることも)
- 履歴事項全部証明書(法人の場合)
- 開業届の写し(個人事業主の場合)
- 確定申告書の写し
- 会社概要・事業概要資料
※ 補助金の種類によって異なるため、必ず公募要領を確認します。
「文章が苦手」でも大丈夫
事業計画書は、
- きれいな文章
- 難しい言葉
を書く必要はありません。
大切なのは、
「想い」と「内容」が、相手にきちんと伝わること」。
一人で悩まず、
第三者の目で整理することで、ぐっと通りやすくなります。
次回予告
次回は、
「補助金は必ずもらえる?落ちる理由と注意点」
について、正直にお話しします。
「申請したけどダメだった…」
とならないために、ぜひ続けて読んでみてください。

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