〜まずは「全体を把握する」だけで大丈夫です〜
身近な人が亡くなったあと、
「何をしなきゃいけないの?」と不安になるのは、とても自然なことです。
特に女性の方は、
- 葬儀や親族対応
- 子どものこと
- 仕事や日常生活
を抱えながら、相続のことまで一人で考えがちです。
でも安心してください。
相続が始まってすぐに、すべての手続きを終わらせる必要はありません。
このページでは、
👉 最初の段階で「やるべきこと」
👉 まだやらなくていいこと
を、女性向けにやさしく整理しています。
この段階のゴール
この段階での目的は、ただ一つ。
**「相続の全体像を、ぼんやりでもいいので知ること」**です。
✔ 手続きを完璧にする必要はありません
✔ 書類が全部そろっていなくても大丈夫
✔ 今日できるところまででOK
① 遺言書があるかを確認する
まず最初に確認したいのが、遺言書の有無です。
チェックポイント
- 自宅に保管されていないか
- 金庫・引き出し・仏壇まわり
- 公正証書遺言を作っていなかったか
注意
自筆の遺言書を見つけても、勝手に開封してはいけません。
家庭裁判所での「検認」が必要になります。
※公正証書遺言の場合は、検認は不要です。
② 相続人になりそうな人を整理する
次に、
**「誰が相続人になりそうか」**を整理します。
この時点では、
正確でなくても大丈夫です。
よくある相続人
- 配偶者
- 子ども
- 子どもがいない場合:親、兄弟姉妹
「この人も関係あるのかな?」
と迷う場合は、メモしておくだけでOKです。
③ 財産がどのくらいありそうか、ざっくり把握する
ここでは、
金額を確定させる必要はありません。
確認しておきたいもの
- 銀行の通帳・キャッシュカード
- 不動産を持っていそうか
- 借金・ローンの有無
「どこに何がありそうか」を
思い出す・探すだけで十分です。
この段階で揃えておくと安心なもの
全部そろっていなくても問題ありません。
- 亡くなった方の死亡が確認できる書類
- 通帳や不動産関係書類がありそうな場所のメモ
- 親族関係を書いた簡単なメモ
この段階で【まだやらなくていいこと】
次のことは、今すぐやらなくても大丈夫です。
- 相続税の計算
- 遺産分割の話し合い
- 名義変更の手続き
「早く決めなきゃ」と焦らなくて大丈夫です。
順番を守ることのほうが大切です。
女性の方からよくあるご相談
・実家に行く気力が出ません
・きょうだいにどう切り出せばいいかわかりません
・何から始めていいのか分からず、止まっています
👉 それは、あなただけではありません。
次のステップへ進む前に
ここまで確認できたら、
相続のスタートラインには立てています。
次に大切なのは、
👉 期限のある手続きを知ることです。
▶ 次の記事:
「相続の期限に注意|3か月以内に決める大切なこと」
女性のための相続サポート
相続は、法律だけでなく
気持ちの整理も必要な手続きです。
- 一人で抱えなくていい
- 今の状況に合わせて進めていい
当事務所では、
「今、何をすればいいか」から一緒に整理しています。

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