〜まず何をすれば対象になるの?〜
小規模事業者持続化補助金〈創業枠〉。
「創業しているから対象ですよね?」
と思われる方も多いのですが、実は“創業しているだけ”では対象になりません。
■ まず知っておきたいこと
創業枠を利用するためには、
「特定創業支援等事業の支援を受けた証明書」
が必要です。
これは、
中小企業庁の制度に基づく創業支援の仕組みで、
各市区町村が実施しています。
■ 特定創業支援等事業って何?
簡単に言うと、
市区町村が行っている
“体系的な創業支援プログラム”です。
よくある単発セミナーとは違い、
✔ 1か月以上の継続支援
✔ 原則4回以上の受講
✔ 経営・財務・販路開拓・人材育成の知識習得
といった要件があります。
修了すると、市区町村から
「支援を受けました」という証明書が発行されます。
この証明書が、創業枠の申請条件です。
■ どうすれば該当できる?
ステップは次の通りです。
① お住まいの市区町村のHPで
「特定創業支援等事業」を検索
② 対象となる創業セミナー・支援プログラムを確認
③ 要件を満たす形で受講
④ 修了後、証明書を申請・取得
窓口は多くの場合、市役所の産業振興課や、
地域商工会議所(例:日本商工会議所系統)です。
■ すでに受講している場合もある?
意外と多いのが、
「商工会議所で継続相談していた」
「創業スクールを受けていた」
というケース。
そのプログラムが対象になっている場合もあります。
“受けていない”と思っていても、
実は該当していることもあるので、確認は必須です。
■ 今から間に合う?
ここが一番の注意点です。
✔ 受講に1か月以上必要
✔ 証明書発行に時間がかかる
✔ 補助金の締切は待ってくれない
申請を考えている方は、
まず「自分は対象か?」を確認することが第一歩です。
■ まとめ
創業枠を使うためには、
「創業している」だけでなく
「所定の支援を受け、証明書を取得している」ことが条件。
知らないまま準備を進めると、
時間も労力も無駄になってしまいます。
だからこそ、
まずは“対象確認”から。
創業期はやることが多く不安も大きい時期ですが、
制度を正しく知ることで、選択肢は広がります。
次回は、
「もし創業枠に間に合わなかったら?現実的な選択肢」についてお話しします。

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