補助金は、正しく活用すれば事業の大きな支えになります。
しかし一方で、「少しのミス」が大きな損失につながる制度でもあります。
今回は、実際によく見られる失敗事例をご紹介します。
■ ① 交付決定前に契約・発注してしまった
最も多い失敗の一つが、
交付決定前に契約や発注をしてしまうケースです。
補助金では、原則として
「交付決定後に契約・発注したもの」
だけが対象になります。
知らずに先に契約してしまい、
その経費がすべて対象外になる例もあります。
■ ② 対象外経費を含めてしまった
補助金には、使える経費・使えない経費が細かく決められています。
例えば…
・汎用性の高い備品
・私的利用と判断されるもの
・中古品
・仕様が要件を満たしていない設備
などは、対象外になることがあります。
「仕事に使っているのに認められなかった」
というケースも少なくありません。
■ ③ 支払方法を間違えてしまった
補助金では、支払方法にもルールがあります。
多くの場合、
・銀行振込
・クレジットカード(条件付き)
などに限定されています。
現金払い・個人口座払いなどは、
認められないケースが多く注意が必要です。
■ ④ 必要書類を紛失・未保存していた
実績報告では、証拠書類の提出が必須です。
・領収書をなくした
・契約書を作っていなかった
・写真を撮っていなかった
このような場合、
経費が認められない可能性があります。
「後から用意する」ことはできない書類も多くあります。
■ ⑤ 自己判断で進めてしまった
「これくらいなら大丈夫だろう」
「前回は問題なかったから」
という自己判断が、トラブルにつながることもあります。
補助金制度は、公募ごとに細かく内容が異なります。
過去の経験が、そのまま通用しない場合もあります。
■ 当事務所の対応について
当事務所では、補助金申請支援を中心に業務を行っております。
採択後の中間・実績報告につきましては、
内容に応じて別途ご相談を承っております。
早い段階でご相談いただくことで、
リスクを最小限に抑えることが可能です。
■ まとめ
補助金の失敗の多くは、
「知らなかった」「確認しなかった」ことが原因です。
事前に正しい情報を得ておくことで、
多くのトラブルは防ぐことができます。
補助金を安心して活用するために、
不安な点は早めに専門家へご相談ください。

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