ここまでの記事で、
- 旅行会社様と行政書士の相性
- 補助金・入管分野での役割分担
についてご紹介してきました。
最後は、
「実際、どうやって関わるの?」
という疑問にお答えします。
提携は“大きく始める”必要はありません
提携というと、
- 業務提携契約を結ぶ
- 継続案件を前提にする
- 何かを約束しなければいけない
といったイメージを持たれがちですが、 必ずしもそうではありません。
実際には、次のような形から始まることがほとんどです。
よくある提携の形
① 紹介ベースでの連携
- 補助金や在留資格の相談が出たときに紹介
- 旅行業務とは切り分けて対応
旅行会社様にとっては、 リスクなく相談先を用意できる形です。
② スポット対応(案件ごと)
- 特定の案件だけ一緒に対応
- 必要な部分のみ行政書士が関与
「この案件だけお願いしたい」 という形も歓迎しています。
③ 事前の情報交換・壁打ち
- 制度の概要を確認したい
- グレーになりそうな点を相談したい
こうした正式な依頼前のご相談も、 提携の大切な入口です。
役割分担はとてもシンプルです
基本的な考え方は、
- 旅行・企画・現場対応:旅行会社様
- 制度・申請・官公庁対応:行政書士
という分業です。
無理に業務範囲を広げる必要はなく、 それぞれの強みを活かすことを大切にしています。
小さく始めるから、長く続く
最初から形を決めすぎると、 かえって動きづらくなってしまうこともあります。
- まずは一件
- まずは情報交換
- まずは顔合わせ
そんな関係から始まり、
「一緒にやるとやりやすい」
と感じていただければ十分です。
最後に|旅行会社様へ
旅行業界は、
- 制度改正が頻繁にあること
- インバウンドや人材を取り巻く環境が変わりやすいこと
など、現場で判断に迷う場面が少なくありません。
そうした中で、 「これは誰に確認したらいいのだろう」 と感じる瞬間があるのではないでしょうか。
行政書士は、前に出て主導する立場というよりも、
- 制度面を整理する
- 判断材料を整える
- 安心して進めるための裏方に回る
そんな存在だと考えています。
補助金や在留資格についても、 無理に業務として切り出す必要はなく、
- ちょっと確認したい
- 考え方だけ知りたい
といった段階での情報共有からで十分です。
旅行会社様の現場判断が、 少しでもやりやすくなるような関わり方ができれば、 それが一番だと思っています。

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